トイレトレーニングしているのにトイレで出ない!上手くやる方法とおしっこのタイミング!

子供の「おむつを外す」ということは、断乳することと同じくらいに親の決断と勇気が必要であり、子育ての中では一大イベントですよね!

もちろん、最初から上手にできないとは思っていたものの、何度教えても全然トイレでおしっこをする事が出来ないと、

親としてもガッカリする気持ちもあるでしょうし、「この子にはまだ早かったのかな…」と、

せっかく始めたトレーニングを中断してしまいそうな気持にもなってしまうのではないでしょうか。

 

もちろん、初めからおしっこが出る前に子供が教えてくれればいいのですが、最初はそう簡単にはいかないことでしょう。

そうなってくると、親の方が子供のおしっこがでるタイミングを見極めて、

おしっこしそうだな…と思った時にトイレに連れていくのが一番手っ取り早いのではないでしょうないか。

 

そこで今回は、おしっこのタイミングを見極める方法と、上手にトイレをする為にはどうすれば良いのかについてをお話していきたいと思います。

 

トイレトレーニングを始めるタイミングは?


トイレトレーニングしようと決断したのには、何かしらのきっかけがあったことと思います。

子育て中のお母さんたちから多く聞くのが、「保育園や幼稚園に通い始める前に…」という理由です。

 

確かに、現在育休中で、保育園に預けて育休が明けてしまうと、なかなか今までのようには、子供に対して時間をかけてあげられなくなってしまうかといます。

ですから、なんとか育休が明ける前の今のうちに…と考えるお母さんも多いのかもしれません。

 

ですが、子供の方にもおむつが外れやすいタイミングというものがあります。

やはり、その子にとって早すぎるタイミングでトイレトレーニングを始めてしまうと、

なかなかトイレのタイミングを掴むのも難しいですし、何度も失敗してお母さんに怒られる事を繰り返してしまうと、

子供の方もトイレが嫌な場所と感じてしまい、更におむつ外れに時間がかかってしまう事もあるようです。

 

ですから、今、お子さんがトイレトレーニングを始めるタイミングに適しているのかを、

まずは、お子さんの様子をチェックしてみるのが大切です。

ここから、簡単にではありますが、お子さんのチェックポイントをご紹介していきたいと思います。

<一人で立つことが出来るのか>

一人で支えなく立っていられるという事は、腰周りもしっっかりしてきているということですので、

トイレトレーニングで、おまるや便座に一人でも座らせても大丈夫という事になります。

もし可能であるならば、立っちだけではなく、歩くことが出来るようになっていると、

自分で歩いてトイレに行って、おしっこを教えてくれたり、おしっこがしたくなったら、おまるに座りに行ってくれたりすることも出来るので更にいいでしょう。

 

<おしっこの間隔があいてきた>

赤ちゃんが小さいうちは、膀胱が未熟な為におしっこをためてから出すということが出来ないのですが、

成長して膀胱の発達と共に、段々と「おしっこをためてから出す」という事が出来るようになります。

そうすると、2~3時間くらいは、おしっこをためてからすることができるようになってきます。

 

そのくらい間隔があくようになると、子供の方も膀胱におしっこが溜まると、「おしっこをしたい」という感覚が出てくるようになるようです。

「おしっこをしたい」という感覚が分からないと、やはりどんなにトレーニングしても、「おしっこがでる」ということを親に教えるという事は難しいでしょう。

 <おしっこやうんちを教える事が出来るのか>

これは、「すらすらと話が出来る」こととは違います。

子供は、赤ちゃんのうちから段々とこちらの言っている事を理解するようになっていますので、

まだちゃんと話せていない時期であっても、親のいう事をだいたいは理解しています。

 

ですから、言葉以外でも「おしっこでるよ」という事を親に伝える方法があれば、トイレトレーニングを開始する事が出来ます。

例えば、トイレやおまるに行くことが出来るようになったり、自分の股の辺りを触って教えたり、

片言でも「ちっち」とか「ちー」とか言えるようになっていれば、トイレトレーニングを開始できる時期と言えるでしょう。

 

 

子供のおしっこが出るタイミングを見極める


これまでのチェックポイントを読んでいただいて、お子さんが、トイレトレーニングを始めるタイミングになっているなと判断出来ましたら、

いよいよトイレトレーニングを始める事を考えましょう。

 

ひと昔前では、布おむつが主流だったので、おしっこやうんちをするととても不快感がありました。

ですから、子供の方も月齢が早いうちから、おしっこやうんちが出ると泣いて嫌がったりしたので、

親の方もおしっこやうんちに気付きやすく、おむつ外れの時期も、現代の子供よりも早い傾向にあったようです。

 

ですが、現在は紙おむつが主流ですので、おしっこがでてもあまり不快感がないことが多く、

おしっこをしても平然としている赤ちゃんも少なくないので、親の方も「あれ?いつしたの?」という事も多い事と思います。

 

そうは言っても、膀胱が発達して、だいたい2歳くらいになってくると、段々と「その子のおしっこのタイミング」というものがでてくるようです。

例えば、朝起きてすぐに出るとか、お風呂に入ると出るとか、食事の後にでるとか、、お子さんによってさまざまではありますが、

その子が、この時は必ずおしっこが出るというタイミングを見つける事が出来ると、

その時だけは、必ずトイレに座らせることで、トイレを成功させる確率があがりますよね。

そして、この「成功させる」という経験を何度か積み上げるという事が、トイレトレーニングを早く終わらせる為に、とても大切になってきます。

 

ですから、まずはおしっこをいつしているのかという事チェックするといいですね。

面倒ではあると思いますが、2~3日は、こまめにおむつをチェックして、紙などにおしっこをした時間をメモしておくと分かりやすいでしょう。

そして、おしっこが出やすい時間帯を見つけたら、その時間は必ずトイレやおまるに座らせるようにしましょう。

 

どうしても、チェックするのがめんどくさい場合には、飲み物をたくさん飲んだ後とか、ご飯を食べた後など、

おしっこが出やすい時に、必ずトイレやおまるに座らせるという事をするようにしましょう。

 

そして、見事におしっこのタイミングがあって、おしっこをする事ができたらたくさん褒めてあげるようにしてください。

子供は「トイレやおまるでおしっこをすると褒められる」という感覚を覚える事で、自分から進んで教えてくれるようになります。

 

逆に言うと、トイレで出来なくて、漏らしてしまっても叱ってしまうのはあまりよくありません。

床が汚れたり、パンツや服がびちょびちょになってしまうと、それを綺麗にすることを考えて、ついイラッとしてしまう気持ちもよく分かりますが、

それは子供とっては、無関係の事です。

もしも、失敗してしまった時には「今度は、出る前に教えてね」とか、「パンツが濡れると気持ち悪いよね?今度はトイレでしてみようね」などといって、なるべく叱らないようにしてあげていだだきたいと思います。

そして、それもおむつ外れを速めるポイントにもなります。

トイレトレーニングの方法


トイレトレーニングには、色々な方法があります。

一般的な方法は、トレーニングパンツを履かせて、おしっこした不快感からトイレを教えてくれるようになるという方法かと思います。

 

もちろん、これも良い方法であると思いますが、私の周りのお母さん達が多く取り入れていたのが、

子供を「下半身をすっぽんぽんにする」という方法です。

 

この方法を選んだ理由としては、とにかくおむつ外れをするのが早いということでした。

ほとんどの場合で、1週間もあればおしっこを教えてくれるようになるようです。

 

ただし、注意点としては、最初は訳も分からずおしっこやうんちを床でしてしまいますから、床は汚れてしまう事が必須です。

また、下半身に何も履いていないので、冬など寒い時期に始めてしまうと、体が冷えて風邪をひいたり体調を崩したりしやすいですから、

この方法を取る場合には、暖かい季節を選んだ方が良いでしょう。

 

この方法のやり方としては、至ってシンプルです。

子供の下半身すっぽんぽんにして、そのまま部屋でいつものように過ごさせるだけです。

すっぽんぽんですから、おしっこをすると、いつもとは違う感覚がするのが、ほとんどのお子さんに分かるようです。

泣いてきたり、見せる為に手をひいたりと、お子さんによって表現は違いますが、

それでもいつもと違う感覚が、早い段階で理解して、親が「次からは教えてね」という事を伝える事で、

おしっこを教えるようになってくれるのだそうです。

少々手荒な感じもしますが、多くの成功したお母さんの話を聞いていますので、

なかなかおむつ外れが出来なくて悩んでいる…といった場合には、試してみても良い方法であるのかもしれません。

 

トイレを楽しい場所にしよう!

いかがでしたか?

トイレトレーニングを行う上で、トイレやおまるでトイレをする事は楽しい事!スッキリして良い気持ちの良い事!

と、お子さんが感じるようにすることも、大切な事ですね。

トイレを子供が好きなキャラクターで飾って可愛くしてみたり、少し寒い時期ならば、ヒーターを付けるなどして、あったかくしてあげたりしてみてあげてください。

シールが好きなら、たくさん可愛いシールを買ってきて、成功したらシールを貼っても良いですね。

 

そして、先ほどもお話しましたが、偶然であっても成功したらたくさん褒めてあげるようにしましょう。

大人でも、叱られるよりも褒められる方がやる気がアップしますよね。

もしかしたら、もう何度も失敗して叱ってしまった…と落ち込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、今からでも間に合います!!

今日からたくさん褒めてあげれば、必ず子供には伝わります。

 

親子の共同作業でもある「トイレトレーニング」ですが、

なるべくなら、親も子供も、楽しく進めることができるといいですね!

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