イヤイヤ期 子供に対する上手な接し方を我が子で試してみた!

子どもの第一次反抗期と言われる「イヤイヤ期」ですが、成長の証とは言え、親としては外出先でイヤイヤされてしまったりすると、外へ出掛けるのも嫌になってしまうのではないでしょうか。

うちの子も、現在2歳4ヶ月を過ぎイヤイヤ期の真っ只中にいます。

イヤイヤ期は、ただのわがままでイヤイヤしているのではなく、自我の芽生えによって何でも興味をもって「やってみたい!」という気持ちや「まだ遊びたい!」という気持ちなどが、

上手く言葉として表現出来ずに、イヤイヤという言葉や態度になって現れると言われています。

 

うちの子も、2歳前にイヤイヤ期の始まりとして現れた表現が「何でもバイバイする」といった行動でした。

「おむつ変えよう!」➡バイバイ

「お風呂入ろう!」➡バイバイ

「ごはん食べよう!」➡バイバイ

そして、バイバイしているのに、こちらが無理にやらせようとするとギャン泣き…。しばらく何もできない状態に…といった感じでした。

 

 

私も、イヤイヤ期の子供と直面するのは初めてでしたから、色々調べたり、先輩ママさんの体験談などを参考にして、イヤイヤ期の子供との接し方を試してみました。

 

そこで今回は、私の体験からうちの子に効果の合ったイヤイヤに対する接し方と、逆にあまり効果がなかった接し方をご紹介していきたいと思います。

 

イヤイヤに効果的な接し方

ここからは、イヤイヤ期にどう接したらいいのか・・・経験を元にお話していきますね!

<何が嫌だったのかを親が口に出して代弁する>

子供がイヤイヤしている原因が分かれば、

例えば「まだ遊びたい」「眠い」「帰りたくない」など…その気持ちを、こちら側が口に出して言ってあげる方法です。

2~3歳の頃は、少しづつ話せるようになったとはいえ、まだまだ自分の感情を言葉で表現するのは難しい時期ですよね。

親が頭ごなしに「こうしなさい!」と言うのではなく、あなたの気持ちも分かっていますよと伝える事が、

「自分の気持ちを受け入れてもらえる」と、お子さんが思えて、親が安心できる存在になっていくのだそうです。

 

子供の気持ちを代弁したからといって、イヤイヤしている行動がすぐに収まる訳ではありませんが、

最近は、「~だったね」というと、子供の方からも「~だった」と言ってくれるようになったので、続けていくことで子供の方も自分の気持ちの整理がつきやすくなるのかな…と感じています。

 

<無理にやらせない>

イヤイヤが始まった初めの頃は、何でもイヤ!(うちの子の場合はバイバイ)とするので、何もできないので、「やろうよ!」と言って、無理におむつを履かせたり、お風呂に連れていったりしていました。

 

ですが、そうすると、余計にギャーギャー泣いてしまったり、いつまでも機嫌が悪かったりする事が続いたので、

イヤイヤしたときにするといいと言われている「受け入れる」という方法を実行してみました。

 

子供がイヤイヤしたら、「じゃあいいいよー」と言って、自分だけお風呂に入る、おむつをはかせないで、更には服まで着ないですっぽんぽんでいさせる、ご飯も無理には食べさせない…と言った感じです。

 

すると、イヤイヤしていたのが嘘のように、お風呂に来て「はいるー」と来たり、「ごはんたべたいー」と自分から言うようになりました。

 

おむつや服だけは、はかなくても良いようで、床にお漏らしも何度かしましたが、それが気持ち悪かったのか、おむつをしていないと、

自分から「ちー」と言って教えてくれるようになったので、これはこれで良かったなと思っています。

 

また、小さいお子さんのあるあるのようですが、ガーゼやぬいぐるみなど、何か特定のお気に入りの物を心の安定剤のように持ち歩く子がいますよね。

うちの子の場合は、私のパジャマがお気に入りで、急に外に出歩く時でさえ「持っていく!!」と言って離さなくなってしまったので困ってしまいました。

パジャマは、かなりかさばるし、見た目もちょっと…と思って、さすがに最初は拒否しましたが、それも気持ちを受け入れて、何度か一緒に出掛けることを繰り返したら、

自分から「バイバイ!」と言って、お家に置いて出掛けられるようになったので、受け入れることも大切なんだなーと感じました。

 

それでも、パジャマがあると精神的に落ち着くようなので、遠出をする時や、眠い時などは今だに持って出歩く事もあります。

 

 

<落ち着くまで待つ>

 

うちの子の場合は、子供が「ぎゃー!!」と泣き叫んでジタバタ暴れているような時には、こちらがどのような声をかけても、抱きかかえても、全くの逆効果でした。

無理に落ち着かせようとすればするほど、ますますヒートアップして激しく泣き叫びます。

 

特に、外出先でこのような状態になってしまった時には、周りの人の目が気になってしまいますが、少しの間は、じっと見守るという時間が必要なようです。

子供も、少しほって置かれることで少し気持ちがおさまる事も多いようです。

うちの子の場合は、少しほっておくと泣き止みはしなくても、抱き抱えても暴れなくはなります。

そして、抱きかかえても、もうしばらくのは「話しかけずに落ち着くのを待つ!」というのが、うちの子の場合は効果的です。

 

<ギュッとする>

うちの子の場合は、怒られた時、眠たい時、お腹がすいた時…などに特に機嫌が悪くなります。

そして、どのような時にも、「甘えたい」という気持ちにが根底にあるようです。

ぎゃー!として、少しほっておくと、最近は自分から、「だっこして」「ぎゅぎゅして」と言ってくるようになりました。

 

自分への愛情を確かめているのかな?と感じる事も多くあります。

子供は、どのような時だって親からの愛情を受けていたいと思っているんだと思います。

私も家事や、自分のやりたい事などをやる時間がなかなか取れないと、ついつい子供との時間を優先出来ない時もありますが、出来る限りでハグしたり、触れ合ってあげなきゃいけないなと感じています。

 

<他の事に気持ちを向けさせる>

うちの子の場合の、少しのグズグズや、飽きちゃった感じのイヤイヤに効果的なのが、他の事に興味を向けさせるという方法です。

例えば、うちの子は車やバス、電車など乗り物が大好きなので、窓があればそちらの方に行って、「トラックがいるよ!」と言って興味を持っていく。

 

グズグズしている事に対して「グズグズしないの!」と言っても全くの逆効果になるので、

とにかく興味を持ちそうなことを言ってみたり、電車の中などで、どうしても騒いでほしくない時などでは、おやつを少しづつ与えて、どうにか時間を稼ぐ…といった事をしています。

 

周りの方から見れば、おやつばかりを与えたり、動画を見せたり…と言った光景はあまり好ましくは映らないかもしれません。

ですが、それは、その場をどうにかして乗り切ろうとしている親の気持ち現れの行動であって、一日中動画を見せたり、おやつばかりを与えたりしている訳でないのならば、

それはそれでいいのではないか…と、私は思っています。

 

 

子供への接し方でイヤイヤ期にあまり効果が無かった方法

ここからは、イヤイヤ期の時に効果があったと、ママさんの体験談で多く聞かれた方法で、うちの子の場合は効果的でなかった方法をご紹介していきたいと思います。

 

<動画をとる>

ギャー!と泣いている時に、スマホで動画を撮ったり、お子さんがギャン泣きしている時の動画を見せると泣き止むという方法が、ママさん体験談に多くありました。

 

うちの子にも、スマホで動画を撮ったり、撮影した動画を見せてみたりもしてみましたが、残念ながら泣き止むことはなく、ますますヒートアップしてギャーギャーバタバタしてしまいました。

 

<なだめる>

心理学の先生から聞いた方法として、怒っても無駄だから、なだめるようにして上目遣いで、「~なのー」「~してくれますか」と言ったように、下からお願するようにするという方法。

これもまた、うちの子の場合は効果がなく…話かけず、何もしないという方法が一番手っ取り早く落ち着く方法のようです。

 

<怒る>

こちら側に精神的に余裕が無かったり、時間に余裕が無かったりすると、ついついイライラしてしまって、声を荒げてしまう事もあるかと思います。

怒ってしまう事で、子供も自分を拒否されたと思ってしまうのか、うちの子の場合も、余計に泣き叫んで、だっこだっことなってしまいます。

 

親の方も、いつでも気持ちに余裕がある訳ではありませんから、絶対に怒らない!という事はないかもしれませんが、

出来る限り気持ちを速めに切り替えて、お子さんの気持ちにより沿えるように出来ると良いのかもしれませんね。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

うちの子もまだまだ、イヤイヤ期の途中ですので、これから違ったイヤイヤが出てくるのかもしれません。

 

色んなママさんの体験談を聞いて、その方法を実行しているうちに、やはり一人一人に個性があって、その子にとって良い方法があるのだと感じました。

 

イヤイヤ期は、誰にでも現れる成長の証。

親の方もお子さんの方も、辛い時期になる可能性はありますが、親の愛情が伝われば、きっとお互いに上手く乗り越えていける方法が見つかるのではないのかなと感じています。

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