赤ちゃんがいるママは毎日クタクタです。
赤ちゃんのお世話は、毎日同じようでいて、赤ちゃんの機嫌も毎日違いますし、
気温の変化などによっても、体調が変わってしまったりしますよね。
お世話に慣れていないと、ママは赤ちゃんに振り回されて、想像以上に神経を使ってしまうので、一日が終わる頃にはとっても疲れてしまいますよね。
そんな時に、パパが「今日の寝かしつけ、僕がやろうか?」などと、言ってきてくれたら、ママは感謝の気持ちでいっぱいになってしまいます。
そんなママの喜びもつかの間…
いざ、パパに赤ちゃんを渡すと、赤ちゃんは泣きわめいてしまってなかなか寝てくれそうにありません。
ママも、最初はパパに任せようとするのですが、あまりに泣き声が続くと、赤ちゃんが可哀そうになってしまったり、
パパも大変だし、私がやった方が早く寝てくれるから…と、パパから赤ちゃんを取り上げてしまう事もあるのではないでしょうか?
ですが、そのようにしてしまうと、その時は良いかもしれませんが、今後もずっとママが寝かしつけを担当しなくてはいけなくなってしまいます。
そこで今回は、ママの代わりにパパが赤ちゃんの寝かしつけをする時のコツをご紹介していきたいと思います。
寝かしつけは誰がやってもいい

日中のお世話がママ中心になっているご家庭では、その延長で夜の寝かしつけもママがやっている、というご家庭が多いのではないでしょうか。
ですが、赤ちゃんの寝かしつけは、赤ちゃんが安心して寝られる相手だったら誰がやっても良いのです。
問題となるのは、パパが赤ちゃんにとって安心できる相手なのかどうかという事なのです。
この事については後から詳しくお話するとして、
ママが寝かしつけをしなくてはならなくなるもう一つの問題は、ママのおっぱいで寝かしつけをしているという場合です。
寝る前はミルクにしているというご家庭であったら、誰がミルクあげてもいいのですが、母乳だとそういう訳にはいきません。
私の子供の場合も、何故か新生児も終わった7~8ヶ月位から、寝る前のおっぱいをすると、そのまま寝落ちするようになってしまいました。
ママとしては、おっぱいをすれば寝てくれる訳ですから、楽と言えば楽なのですが、
寝た後も夜中に何度か起きてはおっぱいを飲んでいましたから、
寝かしつけは絶対に自分がいないとダメ、寝た後も常にそばにいないとダメという時期が、その後1歳6ヶ月で断乳するまで続きました。
ですが、うちの場合には、その後断乳して少ししてから、パパに子供を預けて夜出掛けた時に、寝かしつけを頼みましたが、
こちらの心配に反して、昼寝も夜も意外とあっさり寝てくてたそうです。
これは、その日だけたまたま起こった出来事ではないと私は感じています。
これから、その理由についてお話していこうと思います。
パパが赤ちゃんを寝かしつける為には自信が必要!

では、パパが赤ちゃんを寝かしつける時の「コツ」というものはなんなのでしょうか?
パパはおっぱいが無い訳ですから、最初から「おっぱいなしで、どうやったら寝てくれるのか」という事を考えてあやします。
寝かしつけに慣れていないうちは、最初はギャン泣きされるかもしれません。
でも、そこでママに変わってしまっては、赤ちゃんは「たくさん泣けばママが来てくれる」と思ってしまい、
次にパパがやったときにも、同じように泣いてしまうでしょう。
ですから、パパに寝かしつけをお願いした時には、どんなに赤ちゃんが泣こうとも途中でママが交代しないようにしましょう。
必ず、泣き疲れてだったり、眠さに負けてだったり、諦めてだったり、して赤ちゃんが眠りにつく時がやってきます。
赤ちゃんが寝たのがどんな理由であったとしても、この「パパがあやして寝た」という事実がとっても大切なのです。
赤ちゃんも、一度寝かしつけてもらったことがあると、その次の時も「この人なら大丈夫」という気持ちになっていますので、多少ぐずったとしても前回より早く眠りについてくれるようになります。
また、パパの方も「自分が寝かしつけられた」という自信がついてますので、こうしたら寝てくれたという前回の復習もあり、寝かしつけがどんどん上達していきます。
ですから、パパが赤ちゃんの寝かしつけに参加するのは、いつからであっても遅いという事はないのです。
赤ちゃんが寝る時の癖を見つけよう!夫がしていた赤ちゃんを寝かしつけるコツ!

最近も、昼寝の時に、主人の寝かしつけで子供がこてっと寝たのを見て、「どうやったの?」と聞いてみました。
すると、うちの子の寝る癖があるそうで…
子供の頭を、自分の肩に乗せてゆらゆらしながらお尻をポンポン叩いてれば寝る…のだそうです。
実際、主人が抱っこして10分もしないで寝ていましたから、本当にビックリです。
そういえば、乳幼児期からパパはパパなりの方法で、「こうしたら寝てくれる」という事を発見していました。
この角度で揺らしてトントンすれば寝る…
寝入って布団に下ろした時に起きそうだったら、お尻をポンポン叩けば起きないで寝る…
もちろん、赤ちゃん一人一人に個性があります。
布団に入って添い寝でトントンすると寝てくれる子もいますし、トントン自体が嫌いな子もいます。
抱っこが好きな子もいますし、お気に入りのガーゼやタオルケットがあればどこでも寝てくれる子もいます。
一般的には
★縦抱っこ
★ホワイトノイズ
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なども有効とされていますよね。でも・・・
一番早いのが、その子の寝る癖を見つける事です。
もちろん、ママがその癖を見つけてパパに教えてあげても良いでしょう。
大人でも寝るときに仰向けで寝るのか、横向きで寝るのか癖があると思います。赤ちゃんにも当然寝るときの癖があるわけです。
また、赤ちゃんは頭が良いですから、「この人のこの角度」とか「この人の場合はこの方法」ということを選んでいる場合もあります。
あやす時の声の高さとか、ささやき方にも工夫することで赤ちゃんの心地いい環境をパパ自身が作ることが重要だと思います。
あやす方も、人が変われば体型や背丈などが違いますから、赤ちゃんにとって心地いい感じが一人一人違うのかもしれません。
そうなると、パパにはパパの、ママにはママの寝かしつけ法を見つけるのが一番良いのかもしれないですね。
信頼関係があれば、必ず寝てくれる

そうは言っても、お仕事の都合などで休みの日以外は、赤ちゃんとなかなか関わる事が出来ない方ですと、
パパも「本当に自分で大丈夫かな?」という不安な気持ちになったり、「ママがやった方が早く寝てくれるんだから、それでいいんじゃない?」と思ってしまうかもしれません。
でも、子供はママだけではなくパパだって大好きなのです。
もしかしたら、ママは甘える相手、パパは遊んでくれる相手、と使い分けているかもしれませんが、
パパだからダメという事は決してありません。
休日以外はあまり関われなくても、休みの日に愛情持って接してあげていれば、必ず赤ちゃんには伝わります。
そして、そこから信頼関係は生まれると思います。
ママも、赤ちゃんとパパのつなぎ役としてパパをサポートしてあげれば、パパであっても寝かしつけを上手にする事ができるはずなのです。
もしかしたら、一番のコツは「ママがパパを信頼してあげること」なのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
私の実体験がほとんどでしたので、今後のパパの寝かしつけの参考程度にしていただければと思います。
ですが、パパが赤ちゃんの寝かしつけをしてくれるようになると、普段はママがやったとしても、もしも今後、断乳する時や、ママが体調を崩した時なんかでも、
安心してパパに赤ちゃんをお願いする事が出来るようになりますよね。
そして、パパも赤ちゃんのお世話に、もっと自信を持つことが出来るのではないでしょうか。
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