子供が昼寝をしない!子供の寝不足が心配なママに原因と対策をご紹介!

お子さんのお昼寝タイムは、ママさんにとっては、忙しい毎日の中でホッと一息できる大切な時間ですよね!

ところが、「うちの子はお昼寝をほとんどしない」とか「寝たなーと思ってもすぐに起きてしまう…」といった事で、悩んでいるママさんもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

特に多いのが、2~3歳くらいのお子さんが昼寝を全くしなくなって困ってしまう…といったケースです。

では、お子さんが昼寝をしない原因とはどういったことが考えられるのでしょうか。

また、昼寝を全くしない事が続いてしまうと、親御さんとしてはお子さんの寝不足が心配になってきますよね。

 

そこで今回は、お昼寝をしない原因は何なのかについてと、寝不足にならないようにするにはどうすれば良いのかについてお話していきたいと思います。

お昼寝はいつまで必要?


一般的に、保育園に通っているお子さんですと「お昼寝の時間」が組み込まれていたりしますので、

何となくではありますが、お昼寝は小学校に上がる位までは「お昼寝」が必要なのではないか…と、考えていませんか?

 

私も、自分が幼い頃は保育園に通っていたので、毎日布団を並べてみんなで横になっていました。

ですが、私は運動量が少なかったからなのか分かりませんが、年長さん位になると、眠くならない日も多くありました

私は小心者だったので、起き上がって遊ぶまではしませんでしたが、そんな時は布団の中で寝たふりをしていたり、ゴロゴロ寝返りをして時間が過ぎるのを待っていた記憶があります。

 

では、実際には「お昼寝の時間」は、何歳位まで必要なのでしょうか。

お昼寝の時間は、夜の睡眠時間の不足分を補う意味で必要とされています。

 

生まれてから1歳位までは、1日に15時間程は睡眠が必要と言われていますから、1日の半分以上は睡眠時間に充てる必要がありますよね。

そうすると、どうしても夜の睡眠時間だけでは睡眠時間が足りなくなってしまいます。

そこで、1日のうちに何度かのお昼寝をする事で、お子さんは必要な睡眠時間を確保しているという事になります。

 

ところが、1歳を過ぎてくると自然と、お昼寝の回数が減ってきたり、お昼寝をしても1回の時間が短くなっていきます。

これは、1~2歳くらいの間に断乳や卒乳をするお子さんも多い事が、原因の一つにあるでしょう。

 

断乳や卒乳をすると、夜間に何度か起きていたお子さんも、起きる回数が減っていきまとまって睡眠をとる事が出来るようになります。

1~2歳くらいでは、1日に13時間程度の睡眠が必要と言われていますが、これくらいの時間ですと、夜にまとまって睡眠時間を取ることができると、

お昼寝の時間が短くなっても、少なくなっても大丈夫になってくるのです。

 

 

さらに、お子さんが2~3歳位になってくると、体力もついてきますので、さらに、ますますお昼寝しなくても大丈夫!というお子さんも増えてきます。

2~5歳位までは、1日に12時間程の睡眠時間が必要とされていますが、

これは夜早く寝てしまうお子さんですと、夜間の睡眠時間だけでも補う事が出来る時間であるといえますよね。

 

 

ですから、「お昼寝の時間」は、お子さんが何歳まで必要というよりは、

お子さんの年齢に必要とされている睡眠時間のうち、夜の睡眠時間だけでは足りていない場合に、その分だけ必要であると考えた方が良いかもしれませんね。

 

また、年齢的な睡眠時間には足りていても、お子さんが日中に常に眠たそうにしているような場合には、

もしかしたら、そのお子さんにとっては十分な睡眠がとれていないのかもしれませんから、お昼寝の時間を増やしたり、夜寝る時間をもう少し取れるように工夫してあげると良いかもしれませんね。

 

お昼寝をしない原因とは


では、具体的にお子さんが昼寝をしない原因とはどのようなことがあるのでしょうか。

大きく分けて2つの原因が考えられます。

1つは「睡眠時間が足りてる」1つは「眠れない」です。

 

1つ目の睡眠時間が足りていると言うのは、先ほどもお話したように、

成長と共に、夜にぐっすりと深い眠りを十分にとる事が出来るようになり、2~3歳位になって、お昼寝の時間が必要無くなってくるということです。

また、そういったお子さんは長い時間寝ることができる程の体力があるので、なかなか疲れません。

お昼寝が完全に必要無くなるまでの微妙な期間には、夕方4時以降などの微妙な時間帯に眠くなってしまうなんて事もありますが、

夜はぐっすりと眠って、寝起きも良く、日中に元気に走り回っているようならば、お昼寝が無くなってしまってもあまり心配する必要はないでしょう。

 

 

逆に少し心配なのは、1歳以下のお子さんや、1~2歳でまだまだお昼寝が必要な時期であるのに、あまりお昼寝をしてくれないという場合ですよね。

そういったお子さんの場合は、お昼寝をしてくれない原因としては、

運動量が足りて無くて眠くならないといった理由や、

本当は眠いのに、ちょっとした物音や騒音で起きてしまって眠れないと言った理由

上のお子さんがいて一緒に遊んだり、遊ぶのが大好きで夢中になってしまうと眠る事を忘れてしまうといった理由…などが考えられます。

 

また、3歳以上のお子さんの場合であっても、同じような理由で睡眠不足になってしまう事もありますから注意が必要です。

 

お子さんの成長にとって、睡眠は欠かせないものです。

ですから、毎日1時間であっても睡眠時間が短くなってしまうという事が続いてしまうと、

気付かないうちに、慢性的な睡眠不足になってしまうなんてことも考えられるのです。

 

もしも、お子さんが昼寝をあまりしなくて、睡眠時間も足りてないはずなのに毎日楽しそうにすごしていたとしても、その状態が続いてしまうと、

ある日急に、眠さがピークになってしまったり、機嫌が悪い日が続いてしまったり、逆に眠たいのに眠れなくなってしまう…なんて事になってしまうこともあるのです。

 

そういった事にならない為にも、出来る限り、年齢に応じて必要とされている睡眠時間は最低限取らせてあげられるように、親御さんの方が努力してあげる必要はありそうですね。

 

そこで、ここからはお子さんが寝不足にならない為にはどのようにすればいいのかについてご紹介いきたいと思います。

 

寝不足にならないようにする為に


お子さんを寝不足にならないようにする為には、昼寝を効率よく入れてあげる事も大切ですが、

お子さんの年齢や個性によっては、夜寝る時間を早めるようにしたりして、昼寝をしなくても睡眠時間をしっかりと取れるようにする方が良い場合もあります。

 

まず、お子さんが1歳以下と小さい場合には、日々の生活を親の都合に合わせるのでは無く、

お子さんに生活リズムをつけてあげる為に、お子さんの生活に親が合わせてあげる方が良いでしょう。

上のお子さんがいたりすると、なかなか難しいかもしれませんが、出来る範囲でお子さんにリズムをつけてあげられるようにしたいですね。

 

例えば、おっぱいやミルクは泣いたらあげるのではなく、キチンと何時間ごとと設定してあげるようにする。

離乳食も同じで、毎日大体同じ時間にあげるようにする

朝の起床時間を設定して、その時間になったらカーテンを開けるなどして毎朝ほぼ同じ時間に起こすようにする。

朝日を浴びることで、夜眠たくなるホルモンの分泌を促すことが出来るようになりますので、

夜寝る時間よりも、朝起きる時間を意識する方が大切です。

 

これと同じように、お昼寝の時間も大体これくらいと設定したら、その時間に親も一緒になってゴロゴロしたりして、

お子さんが眠れるような環境づくりをしてみると良いでしょう。

 

お子さんは、楽しいことが大好きですので、自分以外の人が楽しくしているのに、自分だけ寝るのは嫌というお子さんは多いものです。

 

また、周りが騒がしいと起きてしまうお子さんもいらっしゃいます。

そういうお子さんの場合には、お昼寝タイムには、テレビや音楽などは消して、静かでリラックスできる環境を作ってあげると良いですね。

 

逆に、静かだと眠れないお子さんもいらっしゃいます

そういったお子さんの場合には、寝かせたい時間になったら、ベビーカーや抱っこ紐で、外へ出てあげるようにしてもいいでしょう。

お子さんの個性を尊重して、お子さんが心地よく眠りにつけるようにしてあげたいですよね。

 

 

1歳以上のお子さんの場合には、体力もついてきますのでお昼寝の時間に眠くなるように、積極的に遊びに連れて行ってあげるようにしましょう。

外へ出て刺激を受けることで、お子さんは疲れて自然と眠くなります。

ハイハイや歩いたりする事は、とてもいい刺激になりますし、歩き回ったりしなくても、日光の光を浴びるとそれだけでも眠たくなります。

だんだんと、お昼寝の時間が減って来たりしますが、夜の睡眠時間がしっかりととれるようになってきていれば、それほど心配はいりません。

 

 

2歳以上のお子さんで、日中に何となくいつも眠そうにしているのであれば、睡眠が浅くなってしまっている可能性も考えられます。

お子さんは想像以上の体力がありますので、親御さんは大変ですが、

体力がついてきたお子さんを、ぐっすりと深い眠りにつかせてあげるようにするには、1日1回は外へ出て身体を動かすようにした方が良いでしょう。

 

この位の年齢になったら、無理にお昼寝をさせる必要はありません。

時と場合によって、お出かけした時には昼寝をするけど、普段はしなくても大丈夫といった具合で、

昼寝をする日としない日が出てきても良いのです。

 

かといって、昼寝の時間が夕方位になってしまうのはあまり良いことはないようです。

夕方に眠くなってしまうと、大抵の場合夕ご飯も食べずに寝てしまって、その後、夜になってから起きる事になってしまうことがほとんどです。

そこから、ご飯、お風呂と済ませて、再び寝かしつけて…としていると、ようやく寝たのは夜遅くになってから…という事になってしまいますよね。

 

この夕方眠くなってしまうという悩みは、この位の年頃のお子さんがいるママさんの話で本当に多く耳にしますし、うちの子もたまにそういったことが起こります。

 

また、下の子が生まれたことによってリズムが狂ってしまうお子さんも多いようです。

下の子の夜泣きが原因で、上のお子さんが夜中に何度も起きてしまうようになったり、

下の子のお世話や寝かしつけに手間取って、上のお子さんの寝る時間が遅くなってしまう…なんてことが原因になってくるようです。

 

2歳以上のお子さんで、こういった原因で悩んでいらっしゃる場合、思い切って生活パターンを変えてみるのも一つの方法です。

1番大切なのは、夜にぐっすりとした睡眠をとることです。

 

夜しっかりと寝れる為に、昼間はなるべく寝ないようにして、眠くなってしまう夕方に早々とお風呂に入って気分転換をして、

そのままご飯を食べて寝る支度を済ませてしまうのです。

そこまで終わってしまえば、あとはいつ眠ってしまっても大丈夫です。

早いと、6~7時台で眠ってしまうお子さんもいらっしゃいます。

さらに良いことに、お子さんは自分が眠たくなって眠りにつくので、寝かしつけの時間もそこまでかからずにすみますし、

ぐっすりと眠ってくれれば、多少下の子が泣いても目を覚ましにくくなります。

 

親御さんも、夜お子さんが寝た後に、ご自身のフリーな時間を持つことも出来るようになるので、

夕方の時間はバタバタになってしまいますが、1度試してみても良いかもしれませんね。

まとめ

 

いかがでしたか?

お子さんが昼寝をしてくれなくなると、大丈夫なのかな?と不安になってしまいますよね。

 

うちの子も、2歳近くですが、3時間も昼寝をする日もあれば10分だけの日もあります。

子供は、ロボットではないので、こちらの思い通りにいくわけではありませんよね。

それでも、やはり子供には良い睡眠をとらせてあげたいと思うのが親心ですよね。

 

もちろん、お子さんには個性がありますから、今回ご紹介してきた方法が全てではありません。

お子さんにそれぞれに合った、良い睡眠をとる方法があるはずですので、それを一緒に見つけてあげられることができると1番良いのではないかなと思います。

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